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【シャドバ】【プロリーグから学ぼう!】「さに」選手のメカニカルゾンビ進化顔の判断力!【2pick】

6月2日に行われた「RAGE Shadowverse Pro League 19-20 ファーストシーズン第3節」から「名古屋OJAベビースター所属「さに」選手のプレイングがとても勉強になったので紹介させていただきます。

 名古屋OJAベビースターは開幕から2連敗というスタートで今節敗れてしまうと、プレーオフ進出がかなり厳しくなるというプレッシャーの中での、冷静なプレイングが光りました。

 

目次:

 

さに選手逆転への一手

ルールは「2pick BO1」で「さに」選手、「Keisuke3」選手ともにネクロマンサーを選択し対戦をスタート。

お互いに譲らない展開が続いたところで、Keisuke3選手が「死と闇のレイヴン」をプレイして「奈落の冠」を手札に加えました。この「奈落の冠」というカードは7コストと重いカードですが、プレイすることができれば、その後3ターンにわたって5/5サイズのフォロワーが場に出てくるという強力なカードです。

当然さに選手も「奈落の冠」プレイさせないように場づくりを進めたのですが、Keisuke3選手は7ターン目に「奈落の冠」をプレイするという判断をしました。

 

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奈落の冠を置かれてしまったさに選手、逆転への一手を考える

そしてこの盤面でさに選手にターンが返ってきました。ここでさに選手は盤面の「メカニカルゾンビ」に進化を使って、Keisuke3選手の体力を削りつつ、「ボーンドローン」・「パンプキンヘッド・クリス」をプレイして横展開をするという判断をしました。相手の場にいる「死と闇のレイヴン」は完全に無視です。

 

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さに選手のプレイににより状況が一変、最善の処理方法を探るKeisuke3選手

貴重な進化権を使ってまで相手の体力を削るということは、もう盤面には付き合わずに、このまま攻め切って勝つ!というゲームプランを立てたということになります。

加えて横に並べた「ボーンドローン」は機械フォロワーであるため、「鳴動のギガントスカル」の効果で盤面を返されないようにケアしています。

 

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最後の賭けに成功し、貴重な勝利をチームにもたらした、歓喜のさに選手

このさに選手の一転攻勢により、Keisuke3選手は受けに守ることを余儀なくされます。それでもなんとか盤面を処理し続けて逆転の可能性を作ったのですが、最後はさに選手が「K・B・S・N」の効果2分の1の賭けに成功して、ギリギリ体力を削りきって勝利を収めました!攻撃的なゲームプランが功を奏した見事な勝利でした!

 

実は勝利できたかもしれない「Keisuke3」選手

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次のターンのリーサルを意識できていれば勝利をつかめたかもしれない分岐

実は結果論ではありますが、Keisuke3選手の9ターン目のプレイ次第では、勝利できる分岐がありました。盤面を全処理するために5/2の「死と闇のレイヴン」でプロダクトマシーンを処理したのですが、「陰鬱な霊媒師」をアクセラレートでプレイしてゴーストを場に出して処理、5/2のレイヴンは相手のリーダーに攻撃していれば、盤面のフォロワーが処理されなかった場合に、次のターンでリーサルを決めることができ、勝利することができました。(結果的にさに選手の手札には処理できる札がなかった)

相手の盤面を処理しきって勝つということを考えたときに、手札を強く使うために温存するのは決して間違っていないと思います。ただ、残された時間が多くなかったのも事実なので次のターンで勝つという意識がもっと必要だったのかなと、神視点で見ていて感じました。

これもさに選手がうまくKeisuke3選手にプレッシャーをかけることができた結果だと考えています。ライフを詰められたことで、どうしても思考が守りによってしまいますので、このようなプレイを引き出されたと言えます。(守護を立てたいから、ワイトナイトをエンハンス6でプレイしたいけど、スカルギガントの効果で倒れるから出せない・・といった葛藤も見られました)

 

今回のプレイから学んだこと

今回のさに選手のプレイから学んだことは、

1.不利な状況でも冷静に考えることの重要さ

2.自分の勝ち筋はどこにあるのか?を考えることの大事さ

3.勝利へのゲームプランの引き出しをたくさん持っておく

です。

プロリーグの初期から2pickで活躍されているさに選手ですが、デッキ構築の幅、プレイングの引き出しの多さにいつも感服していました。「さに」選手も「Keisuke3」選手も初期から応援しているプレイヤーなのでこれからも活躍期待しています!

これからもプロリーグのプレイから学んでいこうと思いますのでよろしくお願いします。