- タイプ:機械の新レジェンドカード
- 「鋼鉄のヴァンパイア・スレイ」の能力
- 理由1.ドレイン&突進が強い
- 理由2.6ターン目の動きを作れる
- 理由3.機械ヴァンパイアには豊富なドローソース
- サンプルデッキ
- まとめ
タイプ:機械の新レジェンドカード
5月21日のアップデートで追加されるアディショナルカード、ヴァンパイアクラスの新レジェンドカード、「鋼鉄のヴァンパイア・スレイ」が発表されました。タイプ:機械で性能も十分にあるということで、機械ヴァンプの追い風となること間違いなしです。以下ではカードの能力と機械ヴァンパイアデッキに採用されるべき3つの理由を解説していきます。
「鋼鉄のヴァンパイア・スレイ」の能力
6コスト6/6(進化8/8)のスタッツで、「ファンファーレ:手札が7枚以上ならドレインを持つ。手札に機械カードが3枚以上あるなら突進を、手札に機械カードが6枚以上あるなら疾走を持つ」という能力です。疾走させるのは難しそうですが、手札をうまく管理すれば、ドレイン&突進でプレイするというのは可能だと思います。
理由1.ドレイン&突進が強い
6/6のスタッツでドレインで回復しながら、突進でボードに干渉できるのは、シンプルに強力です。微妙に効果は異なりますが、カード1枚で「ヴィーラ+姦淫の翼」のような動きを実現することができます。これまで機械ヴァンプに採用されている回復ソースは「不穏なる闇の街」や「姦淫の口づけ」だけでしたので、粘り強く戦うことができるようになりました。
理由2.6ターン目の動きを作れる
これまでの機械ヴァンプでは6ターン目の動きが「アーマード・バット」のエンハンスぐらいしかなかったので、進化温存しつつ7ターン目以降の「真紅の抗戦者・モノ」起動につなげられるのはそれだけで優秀といえるはずです。機械フォロワーを1体でも多く破壊したいデッキコンセプトにもマッチしています。
理由3.機械ヴァンパイアには豊富なドローソース
「鋼鉄のヴァンパイア・スレイ」をつよく使うためには、手札の管理が重要となるわけですが、機械ヴァンプには豊富なドローソースが用意されています。「不穏なる闇の街」、「血の取引」、「双石の悪魔」、「悪夢の始まり」、「鉄刃の悪鬼」などです。「悪夢の始まり」と「鉄刃の悪鬼」は機械ヴァンプと相性がいいカードなので、確定で採用するとして、残りから1種類ほど採用するのがいいと思います。「メカゴブリン」やドローソースを活用しながら、うまく機械フォロワーを展開しながら、手札に機械カードを3枚以上キープするプレイングが求められますね!
サンプルデッキ
こちらのデッキの「双石の悪魔」、「狂恋の華鎧・ヴィーラ」、「デビルアイドル・トリル」、「機械神」から、2枚を「鋼鉄のヴァンパイア・スレイ」に変更していただくといいバランスのデッキとなると思います。「獄炎のデーモン」もスレイという新しいバフ先ができたので、2コストのカードと入れ替えてみるといいかもしれません。マリガンは「悪夢のはじまり」を探しながら、序盤の動きを確保していく形になります。対ロイヤル、ビショップでは、「アーマード・バット」はわざと自殺するなど、安易にプレイしないようにしましょう。
実際にこのデッキを回してきた動画です。https://www.openrec.tv/live/ykz0x5p30zw
まとめ
少々、使い方が難しいカードですが、「鋼鉄のヴァンパイア・スレイ」は機械ヴァンプのパワー向上につながるいいカードだと思ってます。実際にデッキを使うときには、柔軟にプランを切り替えていくことが重要ですね。機械カードが手札にたくさんある=機械カードがプレイできていない、劣勢でフニカルなどを優先してプレイしている状況ということが考えられます。今自分が有利なのか、不利なのかを考えてうまくリソースを管理していくことが、機械ヴァンプの勝率向上には必要なことではないでしょうか?それでは新環境を楽しみに待つことにします。